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【司法書士が解説】生命保険契約について調査を行った遺産整理手続きのケース|解決事例

2024.07.23

1. お客様のご状況

Aさんが亡くなりました。Aさんの相続人は長男Bさんと長女Cさんです。Bさん、CさんはAさんと同居していなかったため、遺産の詳細を把握できていませんでした。預貯金や不動産は通帳や権利書等の資料で確認できましたが、生命保険については資料が出てこず、生命保険を契約していたかどうかも調査してほしいとご相談いただきました。

【被相続人=亡くなった方】
Aさん

【相続人】
Bさん(長男)
Cさん(長女)

【財産状況】
・土地建物(ご自宅)
・預貯金

2. 当事務所からの提案&お手伝い

生命保険契約については、まずは生命保険証券や生命保険会社から送られてくる郵便物を探す、または通帳の口座振替の履歴を調べる等の方法で探しますが、それでも把握できない場合には、被相続人が保険契約書または被保険者となっている生命保険契約の有無について、調査を行うことができます。
当事務所で遺産整理業務を受任し、不動産の名義変更、預貯金の相続手続きとあわせて、生命保険契約の照会を行うこととなりました。

当事務所のサポート

①被相続人・相続人の戸籍謄本等の収集
➁被相続人の銀行口座調査、預貯金の解約
③生命保険契約の照会
④遺産分割協議書の作成
⓹不動産の相続登記申請
⑥生命保険の手続代行
⑦分配金・立替金の計算、各相続人へ送金

3. 結果

生命保険契約の照会の結果、被相続人Aさんは2社の生命保険会社で死亡保険の契約を行っていたことがわかり、相続人のBさん、Cさんは合計約2000万円の死亡保険金を受け取ることができました。その他の遺産についても、立替金や分配金を弊所で計算し、Bさん、Cさんに送金する作業まですべて弊所で行い、大変喜んでいただけました。
生命保険に限らず、預貯金や負債等、遺産の詳細がわからなくても調査する方法はあります。一人では大変な手続きですので、ぜひ専門家である当事務所にご相談ください。

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この記事の執筆者
司法書士法人スターディオ 代表司法書士 保坂真世
保有資格司法書士(神奈川県司法書士会:登録番号 1592)
専門分野相続・ 中小企業法務・不動産売買
経歴平成21年:司法書士試験合格/平成26年:独立
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